染めの草木 (藍・小鮒草)
おだやかな自然環境に恵まれた日本は、植物の種類の多さに恵まれ、それとともに染織りの文化がよく発達してきました。
今こそ気軽な趣味として、季節の移ろいを感じながら、恵まれた自然の色使って自由に遊んでみてはいかがでしょうか?
おだやかな自然環境に恵まれた日本は、植物の種類の多さに恵まれ、それとともに染織りの文化がよく発達してきました。
今こそ気軽な趣味として、季節の移ろいを感じながら、恵まれた自然の色使って自由に遊んでみてはいかがでしょうか?
藍はタデ科タデ属の一年草。
原産地はインディゴの名の通りインドであるとされます。
葉は藍色色素の原料となる他、乾燥させて漢方薬としても用いられることも。
日本には飛鳥時代に中国から渡来し広く栽培され利用されました。
藍染めには長い歴史があり、海外では”Japan Blue”、藍色を指して“Hiroshige Blue”と呼ばれることもあります。
小鮒草はイネ科コブナグサ属の一年草。
葉の形を魚のフナに見たててこの名があり、全草を黄色の染料に用いる他、こちらも乾燥させて漢方薬としても用いられます。
黄八丈の黄染に用いられたことから八丈刈安の名で呼ばれます。
秋の収穫・販売開始後(例年11月)〜6月末まで。注文後すぐの発送で、お取り置きはできません。
商品記号 [ SOME-1 ] | ||
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5g(約1000粒) | 800 円 |
赤茎千本は藍の栽培が初めての方でも扱いやすい品種です。
茎が直立で、密植しても栽培管理がしやすく、葉が厚いので生葉染めにも向いています。
粒数はあくまで目安です。
除ききれない葉茎も混じりますが、全て手仕事ですので、どうかご容赦ください。
5gで6mの畝1条(株間20cm)か、1〜2㎡にびっしりが栽培面積の目安です。
商品記号 [ SOME-2 ] | ||
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5g(約1500粒) | 800 円 |
粒数はあくまで目安です。
除ききれない葉茎も混じりますが、全て手仕事ですので、どうかご容赦ください。
5gで10mの畝1条(株間20cm)か、3〜4㎡にびっしりが栽培面積の目安です。
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4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
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生育状況 | 発芽 | 伸長 | 開花 | 結実 | 葉枯れ |
藍には小上粉、千本など複数の品種があります。はじめての方は草姿が直立で育てやすい赤茎千本種はいかがでしょうか。
小鮒草は品種分けがなく1種類のみです。
などきちんと説明のあるものを選びましょう。
陽当たり、風通しの良い場所を選び、堆肥、腐葉土、石灰を蒔いて耕しておきます。水はけが悪い場合は赤玉土もすき込みます。
少しの面積での栽培は植え場所の土に市販の培養土を混ぜ込むだけでも楽に準備できます。
関東で3月末~4月末が最適期です。
植え場所に棒や指先でごく浅く蒔き溝を堀り、種をぱらり。1cm程度ごく軽く覆土。手でよく鎮圧、潅水。
発芽までは毎日、発芽以降は表土が乾く前に潅水します。潅水して種が表土に露出しない程度の浅蒔きがポイントです。
藍は7月に1番刈り、8月に2番刈りができます。草丈20cm以上になる頃がタイミングの目安です。
茎ごと切り取り、染料となる葉を後からむしります。生葉染め、乾燥葉染め、存分に楽しみましょう。
秋の花穂が出る前に全草(葉と茎)を刈り取り、染料として利用します。干して乾燥させ保存もできます。
地味な草姿からは想像のつかない鮮やかな黄色を楽しみましょう。
藍、小鮒草とも霜が降りて枯れ倒れる直前が採種時期の目安です。
採種から1年以上経過した種は極端に発芽率が落ちますので、毎年新鮮な種を蒔きましょう。