からすうり (烏瓜)

童謡「真赤な秋」や宮沢賢治「銀河鉄道の夜」にも登場し、その赤い実や草姿は日本の秋の原風景と言っても良いでしょう。
生け花用や懐かしさや風情を求め、植えてみたいという方が増えています。
強健で育てやすいことも人気の理由です。

からすうりって?

からすうり

からすうりはウリ科の植物で、つる性の多年草。

赤い実ほどは知られていませんが、真夏の夜に咲く白い花の姿は幽玄でとても美しいものです。

地下には芋状の塊根が発達しており、これが越冬します。
夏の間に延びた地上の蔓は、秋になると地面に向かって延び、先端が地表に触れるとそこから根を出し、ここにも新しい塊根を形成して繁茂します。

真夏の夜に咲くからすうりの花
  • からすうりの花
    17時
  • からすうりの花
    18時
  • からすうりの花
    18時半
  • からすうりの花
    深夜
面白い形をしているからすうりの種

“打ち出の小槌”を思わせる形は縁起が良く、お財布に入れたりお孫さんへのプレゼントとしても喜ばれます!!

からすうりの種

商品紹介

販売期間/出荷時期について

  • 2024年のからすうりの根塊の販売は「お休み」です。
  • 次回発送は育苗期間を経た2025年12月で、同7月から予約受付開始予定です。

出荷時期

11月下旬〜12月上旬

  • オス株とメス株のセット

    オス株とメス株のセット

    販売期間外

    商品記号 [ KA-1 ]
    オス根塊×3個+メス根塊×2個 3,700

    オススメ品!バランスのとれた詰め合わせ。

    オス株とメス株のセット
  • オス株の根塊セット

    オス株の根塊セット

    販売期間外

    商品記号 [ KA-2 ]
    オス根塊3個入り 2,100

    真夏の夜に咲く花を見るならオス株。

    オス株の根塊セット
  • メス株の根塊セット

    メス株の根塊セット

    販売期間外

    商品記号 [ KA-3 ]
    メス根塊3個入り 2,400

    実を見るならメス株。
    (※結実にはオス株の受粉が必要です)

    メス株の根塊セット

当農園のこだわり

  • からすうりは種から育てた場合は維持が難しく、時間もかかります。根塊なら丈夫なため移植した年に花や実を見ることが期待できます。
  • 当農園ではからすうりの休眠期に、根塊の状態でお送り致します。
    オスメス個包装で分かりやすく、箱もコンパクトです。
  • こだわりの無農薬栽培です。(栽培期間中農薬・化学肥料不使用・圃場外半径100m有人防除不実施契約締結)
    有機JAS認証機関確認済の有機肥料(主にもみ殻、堆肥、石灰のみ)を使用し、病虫害には“酢水”“スギナ液”など自然の素材で防除しています。
    種子消毒も行わず、自然のまま清潔な種子をお届け致します。
    病気にかかった根塊は全て破棄し、健康・清潔な根塊のみで毎年圃場を更新しております。

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    受付期間外
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    受付期間外

簡単に分かる
からすうり(烏瓜) の栽培

4月5月6月7月8月9月10月11月12月
生育状況休眠発芽伸長開花結実葉枯れ・休眠

11~3月 / 苗(根塊)の入手

からすうりは採種時期の実(種子)の熟し具合の見極めが難しく、種を蒔いても発芽率が悪い場合があります。そのため、地下茎(根塊)を植えて育てる方が確実です。

  • 冬季の休眠期を見極めて掘り出している苗(根塊)
  • 表皮が硬く新鮮なものか
  • 自家栽培でじっくり増殖したもの(盗掘でない)

など信頼できるものを入手しましょう。

11~3月 / 植え場所の準備

植え場所

株元は日陰でツルが伸びる先は日向になる場所が理想です。高い木の根元や垣根の下なども良いです。

からすうりは最初の土づくりさえしっかり行えば、その後ほとんど手間がかかりません。水はけ、保水ともに良い土を目指し、植え場所の土に赤玉土と腐葉土と少々の元肥を混ぜ込みます。市販の園芸用土を使用するのも簡単な方法です。

鉢植え、プランター栽培の場合は詳細説明欄をご参考ください。

11~3月 / 植付

植付

根塊が入手できたら、乾燥しないようすぐに植付します。
植え溝を掘り、ヒゲのような長い根が伸びている方を下に向けます。根塊が上下不明な場合、または細長い場合は横に寝かせて植えます。

根塊の頭が3cmくらい土をかぶる程度に覆土、よく鎮圧。翌日に霜がおりない日に一度潅水。以降は春まで降雨、降雪に任せます。

寒冷地での植付は詳細説明欄をご参考ください。

5~7月 / 定植後のお手入れ

定植後

発芽は5~7月と個体差が大きいです。品種改良などがされていない野草であるため、おおらかに見守ってください。

表土が乾いたら潅水、目立つ草を除草しつつ、梅雨明けに油かすを追肥するとベターです。

7~9月 / 開花・受粉

開花・受粉

夏の夜にだけ咲く妖艶な白い花を楽しみましょう。
受粉は虫(スズメガ)が行います。

10~11月 / 結実

越冬管理

受粉が済むとメス株の花の付け根が肥大し、実になります。
秋の深まりとともに紅く色づいていく実の変化を楽しみましょう。

冬季 / 越冬管理

霜が降り、葉が枯れたら地上部を片付けます。
株元に落ち葉、ワラなどを敷いて防寒すると霜痛み、乾燥から根塊を守ることができ、翌年の除草も楽になります。

栽培方法:もっと詳しく

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