メデタシ種苗について
南に筑波山を望み小貝川、勤行川の中洲となるここ筑西(旧下館)。
古くから治水の努力をしつつ、関東屈指の農業地帯として歩んできました。
私の先祖がこの土地に住み始めたのは明治時代。
開墾、営農、自治、そして敗戦。
いったんは農家をやめた時代もあり、現在の私へと繋がっています。
メデタシ種苗の由来は「草花を愛でる」ことです。
枕草子の中でふれられる、草花についての「いとめでたし」(すばらしい)という感情。
可愛い、美味しい、役に立つ。
花も野菜も、古来より私たちの暮らしのずっと側にあったものです。
今、そんな草花と人との関係が薄れてしまっているように感じます。
そのきもち、もういちど、思い出してみませんか?
お庭や家庭菜園で気軽に楽しめる、伝統の草花や本物の健康野菜。
それをお届けするのが私の仕事です。
四反の畑をなるべく自然により沿うかたちで。
種苗農家で普段はネット通販ではありつつ。
秋には綿の実摘み、枸杞の実摘み。年間を通じて農園をご案内しています。
皆さまとのご縁を楽しみにしております。
ご来園のご希望は、事前にご連絡をお願い致します。
谷中 資生 Motoo Yanaka