群生して咲く姿は迫力があり豪華絢爛。また野辺に数本で咲く姿は季節が秋へと移ろう時期の“侘しさ”を感じさせてくれます。
鉢植えやプランターでも育てることができますので、ぜひ身近において、その花が告げる季節の移り変わりを感じてみてください。
埼玉県日高市の巾着田には22haの面積に100万本の曼珠沙華(まんじゅしゃげ)が咲き観光名所となるなど、彼岸花の球根は人気が高まりつつあります。人気アニメ「リコリスリコイル」「鬼滅の刃」ファンの方からも、ご好評頂いております。
- 「道の辺(へ)の 壱師の花の いちしろく 人皆(ひとみな)知りぬ 我(あ)が 恋妻を」この歌に詠まれる“壱師の花”こそが文献に登場する最古の彼岸花(曼珠沙華)だと言われています。7世紀後半から8世紀後半にかけて編まれた日本に現存する最古の和歌集である「万葉集」。悠久の時をこえ、当時から日本で親しまれる在来の品種を当農園では扱っております。
- 赤の彼岸花「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は山口百恵さんの歌でも有名ですが、その名は法華経などの仏典に由来し“天上の花”という高尚な意味を持っています。
- また地獄花(じごくばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)などの異名からもどこかミステリアスな雰囲気を持っており、美しい花姿と相まって見る人の想像力をかき立てます。
- 輸入品の安価なリコリス・ラジアータは9月上旬に咲いてしまいますが、当農園で扱う在来の彼岸花(曼珠沙華)は彼岸の入りに合わせ9月20日前後にきちんと咲いてくれます。
下の写真は同じ2018/9/19、お彼岸入りの直前に撮影したものです。
- 彼岸花は現在、出荷繁忙期明け後の5月上旬~中旬発送で「予約受付中」です。在来の球根をこつこつ増やしておりますため、時期によりお一人様あたりの購入個数制限がございます。ご了承頂けますと幸いです。
- カード決済、コンビニ決済、各種電子決済をご希望のお客様はヤフーショッピング支店からご予約ください。本店は基本、代引き決済です。
【出荷時期】
周年(開花期を除く)
◆当農園の彼岸花はご自宅用から公共事業まで幅広い納入実績があります!(環境保護団体/地域おこしNPO/フラワーパーク etc.)
◆類似品にはご注意ください! 曼珠沙華と同じ赤い彼岸花でも、海外で大量生産・輸入販売されている安価なリコリス・ラジアータは別物です。また、輸入後短期間だけ仮植えし「国産」と表示しているものもあります。
◆無農薬栽培です(栽培期間中農薬・化学肥料不使用・圃場外半径100m有人防除不実施契約締結)。有機JAS認証機関確認済の有機肥料(主にもみ殻、堆肥、石灰のみ)を使用し、病虫害には“酢水”“スギナ液”など自然の素材で防除しています。種子消毒も行わず、自然のまま健康・清潔な種子のみを選別してお届け致します。
赤の彼岸花(曼珠沙華)
商品記号[LY-1]
◆10球=1,900円(@190円)
◆20球=3,600円(20球〜@180円)
◆50球=8,000円(50球〜@160円)
◆100球=15,000円(100球@150円)
開花時期は9月下旬、その名のとおり9月20日の彼岸入り前後に咲きます。群生して咲く姿は迫力があり豪華絢爛。また野辺に数本で咲く姿は季節が秋へと移ろう時期の“侘しさ”を感じさせてくれます。
予約受付中(お一人様100球まで)
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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(植付・移植適期) | ||||||||||||
生育状況 | 休眠 | 茎・開花 | 葉期 | 休眠 | ||||||||
発送・予約 | 周年(開花期は予約のみ) |
彼岸花の球根は強健です。
開花期を除き周年発送可能です。厳冬期の植付は軽く霜対策をしてください。
- お住まいの地域までの配送料がかかります。
- お支払いは基本「郵便局の代金引換サービス」です。代金引換手数料(290円)がかかります。
- ご事情で郵便振替(振込)でのお支払いをご希望の方は、ご注文フォームの備考欄にご記載ください。
彼岸花(曼珠沙華)は強健で、最初の土づくりさえしっかり行えば、後の手入れが要りません。
以下は球根の定植から育成までを簡単に解説。
花と葉:
「花は葉知らず、葉は花知らず」と言い、開花時期には葉がなく、葉があるときは花がない、という珍しい特性も持っています。安価な輸入品(リコリス・ラジアータ)は9月上旬に開花してしまいますが、在来の曼珠沙華はちょうど彼岸の入りに合わせ、9月20日前後に開花してくれます。以降、11月~4月は濃い緑色の葉が出て、葉が枯れると次の開花まで地上部には何もない休眠期間に入ります。
植付・移植適期:
地上部に何もない「球根の休眠期間」が移植最適期ですが、強健なので開花期以外であれば移植可能です。厳冬期の植付は軽く敷き藁をするなど、霜対策をしてあげましょう。
開花率が低め?:
彼岸花は他の花に比べると開花率は低めで、株数の5割程度です。また大きい球根=開花球とも限らず、毎年同じ球根から開花するとも限りません。研究においても開花のメカニズムは未だ詳しく分かっていないのですが、特に分球が進んで球根が混み合ってくると開花率が落ちますので、2~3年ごとに様子をみて掘り出し、株間を広げてあげましょう。
地植えは管理も楽で丈夫に育ちます。
土づくり:
・野生では落ち葉や枯草の堆積する川の土手などでよく育つもので、日当り・水はけ・保水共に良く、有機質に富む土を好みます。
・特に水はけは重要で、植え場所の土に赤玉土と腐葉土を混ぜ込み土づくりをします。さらに、バーミキュライトを混ぜ込むと根腐れなどを予防することができます。または、これらがブレンドされた園芸用の培養土を使用するのも楽です。
・ベタっとした土でなく、サラリ、ふわりとした土づくりを目指します。彼岸花は植え場所の土づくりさえしっかり行ってしまえばその後の手がかからないので、ここがポイントです。
・さらには草木灰、もみ殻くん炭を継続的にすき込むことで、より元気に、旺盛に育てることができます。これら資材の作成方法は下段に図解しておりますので、ぜひ挑戦してみてください。
植え方:
・株間15cmを確保し、球の直径のおよそ2倍の深さに植え付けします。
・ひょろりと伸びた茶色の茎元が土に隠れるか、少し地上に出るくらいの深さです。茶色の茎元が長い場合には、これが地上に出てしまって大丈夫です。あくまで植付が深すぎないようにします。
その後のお手入れ:
・強健なので、ほぼ放任で育ちます。肥料は無くても大丈夫ですが、花後に油粕や野菜用化成肥料を置肥してあげるとより球根が太ります。
・また、2~3年に一度、球根が増殖して混み合ってきたら植え替えをします。花や葉の込み具合で窮屈だなと感じたら、で十分です。
・植え替えのため球根を掘り上げたら、根が乾かないよう水で湿らせるか、すぐに埋め直して潅水します。
・冬季は翌朝凍結して球根が痛んでしまうので潅水を控えます。
・植付後、生育が良くない場合、日当たりや水はけを改善するよう、環境を見直してあげてください。大抵は土づくりをやり直して植え替えると元気になります。
土づくり:
・鉢底に赤玉土(10%)を敷き、上に{黒ボク土(30%)+赤玉土(30%)+腐葉土(30%)}をよく混ぜた土を入れます。
・さらに、バーミキュライトを少量混ぜ込むと根腐れの予防になります。または、花用にブレンドされた園芸用の培養土をそのまま使用するのも楽です。さらには前述の草木灰のご活用もぜひご挑戦ください。球根がより元気に大きく育ちます。
植え方:
・60cmプランターなら2条植えで計6~8球、直径15cmの鉢なら中央に1~2球まとめて。球の直径のおよそ2倍の深さに植え付けします。
・ひょろりと伸びた茶色の茎元が土に隠れるか、少し地上に出るくらいの深さです。茶色の茎元が長い場合には、これが地上に出てしまって大丈夫です。あくまで植付が深すぎないようにします。
その後のお手入れ:
・2年経過で用土を新しいものに交換してあげます。花後に油粕や野菜用化成肥料を置肥してあげるとより球根が太ります。
・追肥、植え替え、環境の見直しなど、いずれも地植えの場合と同じです。もし地植えできる環境が整ったら移植したほうがより旺盛に、手間なく生育してくれます。
市販の培養土を使用するのが簡単便利ではありますが、それらはおよそ化学肥料が含まれています。
下記は有機栽培、自然栽培など化学肥料を使用せず植物を育てる場合の培養土の自作レシピです。
・表は素材と配合比率、500mlの手桶20杯で10Lの用土を作成する場合の想定杯数です。
・ずっと育てる場所(地植え、プランター、鉢)の用土を作る場合、更に完熟堆肥を加えます。
・短期間のポット育苗の用土を作る場合は堆肥は加えず、ごく少量の石灰を加えます。
・培養土の配合比率は必ずしも正解は無く、お客様ごとご栽培環境に合わせてアレンジしてみてください。
植物は葉や茎など地上部の大きさとほぼ同じくらい地下に根を張っているものです。
この地下の「根張り」を良くすることではじめて、地上部が元気に茂ることができます。
Q:根張りをよくする土づくりとは?
・物理的に団粒(土の粒)を整える
・カリウム分の含有量を増やす
基本はこの2つです。
草木灰やもみ殻くん炭(籾殻燻炭)を土にすき込むことで、土に有機物とカリウム分の両方をバランス良く与えることができます。
草やもみ殻に燃え残る有機物は地中の微生物を増やし、土の粒「団粒」の状態を良いものへと変えてくれます。いわゆる、ふかふかで肥えた土です。また、植物の欲する3大栄養素(チッソ、リン酸、カリウム)の3つ目、カリウム分は主に根に効く栄養素で、根張りを助けるとともに、株元のカビなど土壌病害の予防にも役立ってくれます。これは燃えた灰が含んでいるものです。
有機栽培、自然栽培など化学肥料を使用せず植物や野菜を育てる場合には、特に「草木灰」「もみ殻くん炭」の活用が簡単、便利です。
お庭や畑で出る、除草した草。育てた野菜や草花の残渣。これらを活かして簡単に土づくりができます。
ただ、火を使う仕事なので、安全確保はあくまで自己責任でお願い致します。
<作成の前に>
・天気予報をよく見て、風のない日を選びます。
・万一火の付いた草が風で飛んでも延焼しないよう、周囲に可燃物が無いことを確認します。周囲の片付け、事前の散水など万全にご準備ください。
<作業手順>
・畑やお庭に深さ30cm程度の穴を掘ります
・着火用の紙などを底に。その上に雑草や野菜の残渣をのせ、着火します。
・草は一度にたくさん載せず、燃え進みをみて上から追加投入します。
・ゆっくりじっくり燃やし、出来た灰が草木灰です。
・使い方は下段のもみ殻くん炭と同じく、植物を育てる場所の土にすき込みます。
もみ殻くん炭は農家自作のものが田舎の道の駅に置いてあったり、少々お値段はしますがホームセンターや通販でも買うことができます。
米農家からもみ殻を入手できる。くん炭を作成する場所(畑、広いお庭)がある。という方はご自身で作成することもできます。安価に、片手間に、大量に、この素晴らしい素材を使うことができるのは大きな魅力です。火を使う仕事なので、安全確保はあくまで自己責任でお願い致します。
<作成の前に>
・くん炭作成はもみ殻2袋投入で12~20時間かかりますので、作成から翌日までの天気予報に注意します。強風、降雨予報があるタイミングは避けます。
・万一火の付いたもみ殻が飛散した場合でも延焼しないよう、周囲に可燃物が無いことを確認します。周囲の片付け、事前の散水など万全にご準備ください。
<作業手順>
・ブロックなどで囲いを作り、風でもみ殻が飛散しないようにする。ドラム缶を切って作る方も多いです。
・スムーズに作業が進むよう、全ての素材を近くに準備しておきます。
用意するもの(くん炭器、新聞紙、ダンボール、木の枝)
枝はくん炭器の煙突の穴から投入できるよう、切って大きさを整えておきます。
・新聞紙を丸め、ダンボールを割いて積んで小さい山を作り、着火。くん炭器を被せる。
・煙突の穴から素早く木の枝を投入する(やけどに十分注意)
・くん炭器を包むように、上からドサーっともみ殻をかぶせる。正面から見て三角形の山になる感じです。
・火の具合をみながらそのまま放置。翌日には完成しています。余裕がある方は火が燃えている間、もみ殻を混ぜてあげてください。火の通りが均等な良いくん炭ができます。
・畑に溝を掘り、出来たくん炭をバケツ等で運び、投入、埋め戻し。後日管理機などで耕耘してあげると、くん炭を広く土に混ぜ込み、なじませることができます。
- 商品紹介
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- 彼岸花は現在、出荷繁忙期明け後の5月上旬~中旬発送で「予約受付中」です。在来の球根をこつこつ増やしておりますため、時期によりお一人様あたりの購入個数制限がございます。ご了承頂けますと幸いです。
- カード決済、コンビニ決済、各種電子決済をご希望のお客様はヤフーショッピング支店からご予約ください。本店は基本、代引き決済です。
【出荷時期】
周年(開花期を除く)
◆当農園の彼岸花はご自宅用から公共事業まで幅広い納入実績があります!(環境保護団体/地域おこしNPO/フラワーパーク etc.)
◆類似品にはご注意ください! 曼珠沙華と同じ赤い彼岸花でも、海外で大量生産・輸入販売されている安価なリコリス・ラジアータは別物です。また、輸入後短期間だけ仮植えし「国産」と表示しているものもあります。◆無農薬栽培です(栽培期間中農薬・化学肥料不使用・圃場外半径100m有人防除不実施契約締結)。有機JAS認証機関確認済の有機肥料(主にもみ殻、堆肥、石灰のみ)を使用し、病虫害には“酢水”“スギナ液”など自然の素材で防除しています。種子消毒も行わず、自然のまま健康・清潔な種子のみを選別してお届け致します。
球根の販売(彼岸花)赤の彼岸花(曼珠沙華)
商品記号[LY-1]
◆10球=1,900円(@190円)
◆20球=3,600円(20球〜@180円)
◆50球=8,000円(50球〜@160円)
◆100球=15,000円(100球@150円)開花時期は9月下旬、その名のとおり9月20日の彼岸入り前後に咲きます。群生して咲く姿は迫力があり豪華絢爛。また野辺に数本で咲く姿は季節が秋へと移ろう時期の“侘しさ”を感じさせてくれます。
予約受付中(お一人様100球まで)
- 生育&発送サイクル
-
生育&発送サイクル
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 (植付・移植適期) 生育状況 休眠 茎・開花 葉期 休眠 発送・予約 周年(開花期は予約のみ) 彼岸花の球根は強健です。
開花期を除き周年発送可能です。厳冬期の植付は軽く霜対策をしてください。 - お支払い、送料等
-
お支払い、送料について
- お住まいの地域までの配送料がかかります。
- お支払いは基本「郵便局の代金引換サービス」です。代金引換手数料(290円)がかかります。
- ご事情で郵便振替(振込)でのお支払いをご希望の方は、ご注文フォームの備考欄にご記載ください。
- 栽培方法
-
彼岸花(曼珠沙華)は強健で、最初の土づくりさえしっかり行えば、後の手入れが要りません。
以下は球根の定植から育成までを簡単に解説。
彼岸花の性質花と葉:
「花は葉知らず、葉は花知らず」と言い、開花時期には葉がなく、葉があるときは花がない、という珍しい特性も持っています。安価な輸入品(リコリス・ラジアータ)は9月上旬に開花してしまいますが、在来の曼珠沙華はちょうど彼岸の入りに合わせ、9月20日前後に開花してくれます。以降、11月~4月は濃い緑色の葉が出て、葉が枯れると次の開花まで地上部には何もない休眠期間に入ります。
植付・移植適期:
地上部に何もない「球根の休眠期間」が移植最適期ですが、強健なので開花期以外であれば移植可能です。厳冬期の植付は軽く敷き藁をするなど、霜対策をしてあげましょう。
開花率が低め?:
彼岸花は他の花に比べると開花率は低めで、株数の5割程度です。また大きい球根=開花球とも限らず、毎年同じ球根から開花するとも限りません。研究においても開花のメカニズムは未だ詳しく分かっていないのですが、特に分球が進んで球根が混み合ってくると開花率が落ちますので、2~3年ごとに様子をみて掘り出し、株間を広げてあげましょう。
定植の仕方:地植えの場合地植えは管理も楽で丈夫に育ちます。
土づくり:
・野生では落ち葉や枯草の堆積する川の土手などでよく育つもので、日当り・水はけ・保水共に良く、有機質に富む土を好みます。
・特に水はけは重要で、植え場所の土に赤玉土と腐葉土を混ぜ込み土づくりをします。さらに、バーミキュライトを混ぜ込むと根腐れなどを予防することができます。または、これらがブレンドされた園芸用の培養土を使用するのも楽です。
・ベタっとした土でなく、サラリ、ふわりとした土づくりを目指します。彼岸花は植え場所の土づくりさえしっかり行ってしまえばその後の手がかからないので、ここがポイントです。
・さらには草木灰、もみ殻くん炭を継続的にすき込むことで、より元気に、旺盛に育てることができます。これら資材の作成方法は下段に図解しておりますので、ぜひ挑戦してみてください。植え方:
・株間15cmを確保し、球の直径のおよそ2倍の深さに植え付けします。
・ひょろりと伸びた茶色の茎元が土に隠れるか、少し地上に出るくらいの深さです。茶色の茎元が長い場合には、これが地上に出てしまって大丈夫です。あくまで植付が深すぎないようにします。
その後のお手入れ:
・強健なので、ほぼ放任で育ちます。肥料は無くても大丈夫ですが、花後に油粕や野菜用化成肥料を置肥してあげるとより球根が太ります。
・また、2~3年に一度、球根が増殖して混み合ってきたら植え替えをします。花や葉の込み具合で窮屈だなと感じたら、で十分です。
・植え替えのため球根を掘り上げたら、根が乾かないよう水で湿らせるか、すぐに埋め直して潅水します。
・冬季は翌朝凍結して球根が痛んでしまうので潅水を控えます。
・植付後、生育が良くない場合、日当たりや水はけを改善するよう、環境を見直してあげてください。大抵は土づくりをやり直して植え替えると元気になります。定植の仕方:鉢植えの場合土づくり:
・鉢底に赤玉土(10%)を敷き、上に{黒ボク土(30%)+赤玉土(30%)+腐葉土(30%)}をよく混ぜた土を入れます。
・さらに、バーミキュライトを少量混ぜ込むと根腐れの予防になります。または、花用にブレンドされた園芸用の培養土をそのまま使用するのも楽です。さらには前述の草木灰のご活用もぜひご挑戦ください。球根がより元気に大きく育ちます。植え方:
・60cmプランターなら2条植えで計6~8球、直径15cmの鉢なら中央に1~2球まとめて。球の直径のおよそ2倍の深さに植え付けします。
・ひょろりと伸びた茶色の茎元が土に隠れるか、少し地上に出るくらいの深さです。茶色の茎元が長い場合には、これが地上に出てしまって大丈夫です。あくまで植付が深すぎないようにします。その後のお手入れ:
・2年経過で用土を新しいものに交換してあげます。花後に油粕や野菜用化成肥料を置肥してあげるとより球根が太ります。
・追肥、植え替え、環境の見直しなど、いずれも地植えの場合と同じです。もし地植えできる環境が整ったら移植したほうがより旺盛に、手間なく生育してくれます。
培養土を自作してみよう市販の培養土を使用するのが簡単便利ではありますが、それらはおよそ化学肥料が含まれています。
下記は有機栽培、自然栽培など化学肥料を使用せず植物を育てる場合の培養土の自作レシピです。
・表は素材と配合比率、500mlの手桶20杯で10Lの用土を作成する場合の想定杯数です。
・ずっと育てる場所(地植え、プランター、鉢)の用土を作る場合、更に完熟堆肥を加えます。
・短期間のポット育苗の用土を作る場合は堆肥は加えず、ごく少量の石灰を加えます。
・培養土の配合比率は必ずしも正解は無く、お客様ごとご栽培環境に合わせてアレンジしてみてください。
根張りを良くする土づくり(ポイント)植物は葉や茎など地上部の大きさとほぼ同じくらい地下に根を張っているものです。
この地下の「根張り」を良くすることではじめて、地上部が元気に茂ることができます。Q:根張りをよくする土づくりとは?
・物理的に団粒(土の粒)を整える
・カリウム分の含有量を増やす
基本はこの2つです。
草木灰やもみ殻くん炭(籾殻燻炭)を土にすき込むことで、土に有機物とカリウム分の両方をバランス良く与えることができます。
草やもみ殻に燃え残る有機物は地中の微生物を増やし、土の粒「団粒」の状態を良いものへと変えてくれます。いわゆる、ふかふかで肥えた土です。また、植物の欲する3大栄養素(チッソ、リン酸、カリウム)の3つ目、カリウム分は主に根に効く栄養素で、根張りを助けるとともに、株元のカビなど土壌病害の予防にも役立ってくれます。これは燃えた灰が含んでいるものです。有機栽培、自然栽培など化学肥料を使用せず植物や野菜を育てる場合には、特に「草木灰」「もみ殻くん炭」の活用が簡単、便利です。
草木灰の作り方お庭や畑で出る、除草した草。育てた野菜や草花の残渣。これらを活かして簡単に土づくりができます。
ただ、火を使う仕事なので、安全確保はあくまで自己責任でお願い致します。<作成の前に>
・天気予報をよく見て、風のない日を選びます。
・万一火の付いた草が風で飛んでも延焼しないよう、周囲に可燃物が無いことを確認します。周囲の片付け、事前の散水など万全にご準備ください。<作業手順>
・畑やお庭に深さ30cm程度の穴を掘ります
・着火用の紙などを底に。その上に雑草や野菜の残渣をのせ、着火します。
・草は一度にたくさん載せず、燃え進みをみて上から追加投入します。
・ゆっくりじっくり燃やし、出来た灰が草木灰です。
・使い方は下段のもみ殻くん炭と同じく、植物を育てる場所の土にすき込みます。
もみ殻くん炭の作り方もみ殻くん炭は農家自作のものが田舎の道の駅に置いてあったり、少々お値段はしますがホームセンターや通販でも買うことができます。
米農家からもみ殻を入手できる。くん炭を作成する場所(畑、広いお庭)がある。という方はご自身で作成することもできます。安価に、片手間に、大量に、この素晴らしい素材を使うことができるのは大きな魅力です。火を使う仕事なので、安全確保はあくまで自己責任でお願い致します。
<作成の前に>
・くん炭作成はもみ殻2袋投入で12~20時間かかりますので、作成から翌日までの天気予報に注意します。強風、降雨予報があるタイミングは避けます。
・万一火の付いたもみ殻が飛散した場合でも延焼しないよう、周囲に可燃物が無いことを確認します。周囲の片付け、事前の散水など万全にご準備ください。<作業手順>
・ブロックなどで囲いを作り、風でもみ殻が飛散しないようにする。ドラム缶を切って作る方も多いです。
・スムーズに作業が進むよう、全ての素材を近くに準備しておきます。
用意するもの(くん炭器、新聞紙、ダンボール、木の枝)
枝はくん炭器の煙突の穴から投入できるよう、切って大きさを整えておきます。
・新聞紙を丸め、ダンボールを割いて積んで小さい山を作り、着火。くん炭器を被せる。
・煙突の穴から素早く木の枝を投入する(やけどに十分注意)
・くん炭器を包むように、上からドサーっともみ殻をかぶせる。正面から見て三角形の山になる感じです。
・火の具合をみながらそのまま放置。翌日には完成しています。余裕がある方は火が燃えている間、もみ殻を混ぜてあげてください。火の通りが均等な良いくん炭ができます。
・畑に溝を掘り、出来たくん炭をバケツ等で運び、投入、埋め戻し。後日管理機などで耕耘してあげると、くん炭を広く土に混ぜ込み、なじませることができます。
カード決済、コンビニ決済、各種電子決済をご希望のお客様はヤフーショッピング支店からご予約ください。本店は基本、代引き決済です。
本店でのご注文・ご予約は下段の注文フォームかFAX、ハガキで承ります。うまくいかない場合は「info@tane4u.com」まで直接メールでご連絡ください。